2021年10月28日
当法人では中期経営計画2021の重点取組事項である、感染症発症時における業務継続計画(BCP)を策定しました。
この計画は、新型コロナウイルス感染症等の感染者(感染疑いを含む)が各介護保険事業所等で発生した場合においても、サービス提供を継続するために当法人の実施すべき事項を定めるとともに、感染拡大を最小限に定め、利用者や相談者など市民の安全確保と事業の早期復旧に資することを目的としています。
また、令和3年4月の介護保険指定基準改正において、介護保険事業所ではBCP策定及び年1回以上の研修・シミュレーション訓練の実施が義務化されております。
上記を踏まえ10月18日(月)、ふれあいホーム上郷・ショートステイ上郷で合同の研修会・シミュレーション訓練を実施しました。
研修会でBCPの理解を深めたあと、グループに分かれ机上シミュレーション訓練を実施し、「もし職員が新型コロナに感染したら」「もし熱がある利用者が、どうしても施設利用したいと電話がきたら」など、様々な想定のもと職員はどのように対応するのか、組織はどのように動くのか等々、様々な角度から課題を抽出することが出来ました。
年度内には全事業所で研修・シミュレーション訓練を実施し、より実態に合わせたBCPの運営に努めていきます。